アルコール度数の高い「ストロング」が今でも一番人気のインドですが、都心部を中心に空前のクラフトビールブームがきており、新しいブリュワリーやスタートアップが続々とクラフト市場に参戦、マイクロブルワリーの数は170カ所以上あります。
各社、ラインナップにウィートビールがあり、ついにはインドビール市場大手のキングフィッシャーまでもがウィートビール(ホワイトビール)を新発売。空前のウィートビールブームがきております。
インドではウィートビールの王者はなんといってもBIRA。
不動の人気はなかなかゆらぎません。
ウィートビール好きの方は、ぜひ試していただきたい逸品です。
生産が大規模でマニュアル化されているんでしょうか、味が安定しています。
「7 Rivers」がインドローカルビール市場に参入!
クラフトビール戦争に突入されたといわれるインド。
AB InBevというバドワイザーやコロナビールを作っている会社が、7 Riversという名で新たにインドローカルビール市場に参入し、 2種のウィートビールを2019年末に発売開始しました。
名前だけはニュースで読んでみたものの、近所の酒屋さんで見かけることなく気になっていたこのウィートビールたち。
長い長いロックダウンを終え、やっと酒屋さんが再開し、物流も正常になりつつある今日このごろ。
やっと出会うことができました!!
ボトルに入ったビールがインドでは多いのですが、缶ビールなので、栓抜きが見当たらなくても簡単に開けれて便利!
旅行先などでも簡単に飲めそうです。
ラインナップはMachaa(マッチャ)とVeere(ビーラ)の2種。
Veeraはパンジャブ語で、Machaaはタミル語でともに「兄弟」という意味です。
➀Machaa
オレンジ・コリアンダー(パクチー)フレーバーです。
フルーティーでめちゃくちゃ美味しかったです。暑い夏の昼間に飲んだら最高かと。
コリアンダーの味は全く感じず、ビールの苦みが苦手な方でも楽しめるかと。
女性に特におすすめ!インドのクラフトビールで個人的にトップ3に入りました。
➁Veera
バナナ&クローブの香りがすると書かれていますが、うーん、なんか物足りないなぁという印象でした。
バナナ味って個人的にあまり好きじゃないからですかね。
これ飲むなら、他のビールがいいなと思い、個人的にインドのビールで一番好きなSHINBAのスタウト(黒ビール)も続けて開けると、なんだか味が落ちていました。
インドのクラフトビールは味が不安定なのがほんと残念です。。
まとめ
次々と新しいビールが発売されるインド。
色々クラフトビールを試すたび、キングフィッシャーのウルトラに結局戻るのですが、たまに美味しい逸材に出会えるので、筆者のビール探索の旅はまだまだ続きます!