千と千尋の神隠しのモデルとなったと噂されて日本でも有名になった台湾の「九份(きゅうふん・ジォウフェン)」。
今回は、九份までのアクセスと、おすすめのお茶屋さんについて紹介したいと思います。
九份とは
元々は金の採掘が始まったことで活気づき、様々な飲食店や娯楽施設が出来て繁栄した街でした。
金が採掘されなくなり一時期は忘れ去られてしまうほど廃れたのですが、映画のロケ地になったことで再び有名になりました。
それは『悲情城市 (A City of Sadness)』という台湾で大ヒットした映画です。
それからは現在に至るまでも台湾の観光地として大人気のスポットの一つとなっています。 映画のロケ地としてというのもありますが、やはり景観に雰囲気があって素敵な場所なので今も人気があるのだと思います。
九份までのアクセス
台北市街からは少し行くのが大変な九份ですが、のんびりとした素敵な景色を眺めながらゆったりと過ごす時間はなかなか得難い気持ちよさですよ。
台北市街からのアクセス方法としては
①台北駅から台鉄TRAで瑞芳駅(ずいほう・ルイファン)へ
②瑞芳駅(ずいほう・ルイファン)から「金瓜石行き」のバスに乗る
③「九份老街」か「舊道(旧道)」で降車
電車、バスの組み合わせで台北駅からおおよそ1時間~1時間半ほどで着きます。
バスが不安だなぁという場合は瑞芳駅からタクシーに乗るのもとても便利でおすすめです。 バスが20元(約60円)でタクシーが205元(約¥650)なので10倍しちゃいますが、相乗りをすると安くなるので良いかもしれませんね。
九份でおすすめのお茶屋さん
そんな「九份(きゅうふん)」でおすすめのお茶屋さんがあります。
それが「九份茶坊(きゅうふんさぼう)」です。
観光地なだけあって、どこもバタバタとした印象なのですが、こちらの「九份茶坊(きゅうふんさぼう)」はゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。
オーナーさんがアーティストで、広い二階建ての茶房の下の階を初め、茶道具やアート作品が飾られており、レトロ感の漂う素敵なギャラリーにいるような気持ちになれます。
お茶を飲めるスペースが以前に比べて減ってしまい混んでいると待つ必要があるのですが、待ち時間中も見てまわれるので全く飽きずに過ごすことが出来ます。
階段下には池があって鯉も泳いでます!
頼んだお茶は茶葉でくれるので余った場合はお持ち帰りも出来ちゃいます。
日本語も英語も話せちゃうお茶淹れ担当の方が丁寧に説明しながらお茶を淹れてくれます。
常にお湯があるのである意味飲み放題ですし、お茶が美味しいのは勿論ですが、さらに嬉しいのが山々や九份の建物を見渡せる展望の良さです。
台北市街からは少し行くのが大変な九份ですが、のんびりとした素敵な景色を眺めながらゆったりと過ごす時間はなかなか得難い気持ちよさですよ。
是非、九份に行った際は利用してみてくださいね。
九份茶坊(きゅうふんさぼう)
住所:台湾新北市瑞芳区基山街142號
電話番号:224969056
営業時間:[月~金] 9:00~20:00 [土・日] 9:00~22:00
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