ベトナムのご飯は比較的癖も少なく、日本人にも馴染みやすい料理が多いと言われています。
しかし年単位で駐在してお仕事をされている方や長期で旅行・出張をされている方は、慣れ親しんだ日本の味が恋しくなってきてしまうものです。
ホーチミンには日本食レストランが数多く存在しますが、今回はその中でも、“第二の日本人街”と呼ばれているPhạm Viết Chánh通りのすぐ側に位置する、完全ローカルなお寿司屋さん「Sushi Gõ」を紹介したいと思います。
ローカル店ながらも日本とほぼ変わらない品質のお寿司やお刺身を楽しめるこちらのお店ですが、その存在が知られきってはいない知る人ぞ知る穴場店。
リーズナブルに日本のお寿司の味を楽しみたい方にはぜひ足を運んで欲しいお店です。
“Sushi Gõ”への行き方
Phạm Viết Chánh通りから川沿いの道Trường Saに伸びる、Mê Linhという小路沿いにこのお店はあります。
住宅街の中に突然現れるので見逃してしまいがちですが、写真のような店先の赤い門構えと提灯が目印です。
店内の様子
店の中は長細い作りになっており、4人ほどが座れるテーブル席が4〜5ほどあります。
二階席もあるそうで、大人数で来たときや夜にゆっくりと食事を楽しみたい時には二階に通してもらうと良いかもしれません。今回私たちはランチタイムでの利用だったこともあり、大将が握ったお寿司をすぐに出してもらえる厨房の目の前のテーブルに座らせてもらいました。
一階の一番奥が厨房となっており、日本のお寿司屋さんのようにネタがケースの中に並べられています。
メニュー
お寿司メニューは写真にあるように、二貫で1皿です。そこは一般的なお寿司屋さんと全く同じですね。
そしてお値段。例えばサーモン1皿だと28,000VND(2019年12月現在 約132円)で、日本の回転寿司並みでしょうか。ホーチミン市内で同じような店構えの日系のお寿司屋さんに比べるととってもリーズナブルです。
今回は3名での来店だったので、好きなネタをいくつか選んで三貫ずつそれぞれのプレートに分けて出してもらうようにお願いしたところ、快くOKしてくれました。(もちろん、値段は三貫分ずつお支払いしました!)
また一部マヨネーズを使ったメニューがあったのですが、一人が苦手だったのでそれを抜きにしてもらうこともできました。
大将とは英語でのコミュニケーションが可能で、そういった要望にもフレキシブルに対応してくれるところがとても好印象です。混んでいない時には、そういった要望がある場合には直接あり取りをしながら注文をしても良いかもしれませんね。
なお写真はお寿司のメニューが主ですが、おつまみなどもあったため夜には居酒屋のような感覚でも利用できそうでした。
いざ実食!
しばらくしてそれぞれのプレートが運ばれてきました。お花付きの可愛らしい盛り付けです。
しゃりもネタも東南アジアのローカル寿司店でよく出くわすような小さすぎるものではなく、お魚も新鮮。特にサーモンは、日本で食べていたとしてもびっくりするくらい、口の中でふわっととろける柔らかさと濃厚さがありました。
本当にローカル店とは思えないクオリティに私も友人達も大満足でした。
こちらは追加でオーダーした天ぷら寿司。揚げたてで出てくる温かいお寿司ですが、食感も良く新感覚でオススメです。
まとめ
お寿司屋さんも日本食屋さんもホーチミンにはすでに数多く存在し、日系のレストランではまるで日本で食事をしているかのような気持ちになれる美味しいご飯が食べられます。
それはお寿司屋さんも同様ですが、たまには今回紹介した「Sushi Gõ」のように、穴場ローカルのレストランを開拓していくのも、長期の滞在者にとっては楽しみの一つとなるかもしれないですね。
気になった方は是非、一度「Sushi Gõ」へ足を運んでみてくださいね!
「Sushi Gõ」
Address: 34 Mê Linh, Phường 19, Bình Thạnh, Hồ Chí Minh