こんにちは!マカオ在住の椿です。
趣のある下町には、その地域の歴史や文化が根付いていると思いませんか?
ピカピカのカジノや世界遺産の観光地もいいですが、地元の人の息遣いを感じられるマカオの下町を散策してみるのもおすすめです。
「十月初五日街」は、世界遺産のエリアから徒歩圏内で、ローカルグルメやお土産探しも楽しめるエリアです。
アクセス
聖ポール天主堂跡から徒歩5分ほど、セナド広場から徒歩10分弱です。
十月初五日街は一方通行の細い通りですが、頻繁にバスやバイクが通るので気をつけましょう。
お土産に最適!老舗の中国茶店
十月初五日街を歩くと、中国茶のいい香りが漂ってきて癒されます。
この通りには老舗の茶葉店が数件あり、お土産を探すのにおすすめです。
定番の烏龍茶やプーアル茶から、美しい工芸茶のジャスミン茶、フルーツフレーバーの紅茶など種類も様々です。
少量からバラ売りもしてくれますので、自分へのお土産にもおすすめです。
少しずつ何種類か購入して、本場の味と香りを楽しみましょう。
プレゼントにするなら、雰囲気のある缶入りがおすすめです。
まとめ買いやバラマキ土産に最適な、かさばらない小さなサイズもありますよ。
悩んだら、気軽に店員さんに相談してみましょう。
おすすめのローカルグルメ・エッグタルト
十月初五日街には老舗のローカルカフェ茶餐廳(チャーチャンテン)があり、朝食や軽食を楽しめます。
南屏雅叙(ナンペンカフェ)
中でも「南屏雅叙(ナンペンカフェ)」は、朝から夕方までいつも地元の人でいっぱいの人気のお店です。
街中のカフェと比べて手頃なお値段なのも、人気の秘訣です。
おすすめは「蛋撻(ダンタッ、広東風エッグタルト)」と「叉燒蛋治(チャーシウダンジ、チャーシューと厚焼き玉子のサンドイッチ)です。
エッグタルトはほろりと崩れるタルト生地に、甘さ控えめで卵の味が濃厚なフィリングが詰まっています。
サンドイッチは焼きたての厚焼き玉子がボリュームたっぷりで、チャーシューの甘みと旨みが美味しさを引き立てます。
エッグタルトなどの菓子パン類はショーケースに並んでいるので、指差しで注文が可能です。
人気のエッグタルトは、時間帯によって売り切れている場合もあります。
その際は「椰撻(イエタッ、ココナッツタルト)」もおすすめです。
ココナッツファインがたくさん入った素朴な焼き菓子は、どこか懐かしい味わいでほっとします。
飲み物は「鴛鴦(インヨン、コーヒーと紅茶を合わせ無糖練乳を加えたもの)」がおすすめです。
紅茶の香りにコーヒーのコクが深みを与え、無糖練乳が2つをうまくまとめています。
思わずハマってしまいそうな味わいですよ。
▶南屏雅叙
住所 新馬路十月初五街85-85A號地下
営業時間 6:30~18:30
エッグタルト、ココナッツタルト各6パタカ、鴛鴦(ホット)15パタカ