旅行に行ったとき、その街ならではの空気を味わえるところの一つはパブリックマーケットです。
私個人は正直に言いますと、あまり人が密集していたり、清潔なイメージがない場所はどちらかというと苦手です。
でもダバオに遊びに来た方には見に行くことをお勧めしています。
活気があるパブリックマーケット!
ここに来れば、この街の人たち(多分全フィリピン)がどんなものを食べているのか、ほぼすべての食材を見て回れます。
さらに基本的にすべて量り売りなので、人々の会話も観察できます。
早朝などでなければ、活気はありながらもちょっとのんびりした南国の空気感も味わえます。
(うたた寝している売り子がたくさんいます)
安くて新鮮
どこの国に行っても、市場というのはとにかく食材が安くて新鮮というものです。
ただ例えば日本の場合だと、業者じゃないと買えないような市場も多いですけど、フィリピンはまだそのような区分けがないので、誰でも小さなジャガイモ一つから量り売りしてくれます。
もちろん鮮度は最高です。スーパーに置かれている野菜や果物は見た目がきれいですが、味と鮮度では市場に及びません。
しかもスーパーは数割、場合によっては倍以上高いこともしばしばです。
(それでもダバオのスーパーは、生鮮品がマニラよりずっと安くて新鮮です。)
旅行中の野菜不足解消にも
そうはいってもスーパーの方が安心で安全なイメージがありますよね。
実際スーパーでしか買わない外国人もいます。
ではなぜそれでも市場に来て買ってみることをお勧めするかと言いますと、旅行中に野菜が不足するからです!
基本的に外食が中心になりますよね。
ところがフィリピンのレストランでは、日本でよく目にするようなセットメニューのサラダとか、肉料理でも野菜の付け合わせとかほとんどないんです。極端に言えば、肉と白米しかないというイメージです。
もちろんお高いレストランには、サラダのお高い一皿を食べられますが、毎日通うのは難しいですよね。
ですので、安い野菜を市場で買って、ホテルの部屋で朝食に少し足したりすれば、旅行中の健康管理に良いというわけです。
南の島らしいフルーツも
もう一つ市場をお勧めする理由は、やっぱり南国に来たら色んなフルーツを味わいたいと思いますよね。
でもレストランなんかで食べられるのはほんの1,2種類だけですし、おまけに高いです。
その点、市場ならあらゆる種類のフルーツを味見することができます。
鮮度は間違いありませんので、どうぞ安心してお試しください。
ダパオ最大のマーケットは?
ダバオにはバンケロハン(Bankerohan)という市内で(おそらくミンダナオで)最大のパブリックマーケットがあります。
市内のスーパーはもちろん、国内の他の町に出荷されるものもここを通っていくと言われています。
フィリピンの生活に触れ、フルーツを楽しみ、旅の健康管理のため、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
▶バンケロハン(Bankerohan)
Building No: 2 Marfori Street Barangay, Davao City, 8000 Davao del Sur, フィリピン