カナリア諸島東部に位置するフエルテベントゥーラ島(Fuerteventura)。
語源はスペイン語の「強い風 (Fuerte Viento) 」で、その名の通り一年を通してサハラ砂漠からの乾いた熱い風が吹いています。
常春のカナリア諸島の中でも一段と暖かく降水量も少ないので、ユーロピアンから人気の島です。
陸地はほぼ全て土漠で、西部劇のような荒涼とした景色が広がっていますが、海に出ると透明度の高いコバルトブルーの水面が広がるパラダイスに一変します。
カナリア諸島では珍しく砂のビーチが多いのも特徴です。小さな子供も安心して楽しめるのはもちろん、サーファーの一大スポットにもなっています。
そんなフエルテベントゥーラの必見スポットをご紹介しましょう。
➀コラレホ(Corralejo)
北部最大の町で、観光の拠点にするには最適です。
ファッションブランドやレストラン、ナイトスポットも揃っている活気ある町です。
ビーチはもちろん、波が穏やかなのでシーカヤックやスタンドアップ・パドルをレンタルして水上散歩も楽しめます。
西海岸沿いにはコラレホ自然公園があり、白砂の砂丘が広がっています。
引用:www.visitafuerteventura.com/
某ハリウッド映画撮影のため閉鎖中ですが、この大自然がスクリーンで見られると思うと楽しみでもあります。(2018年9月現在)
お隣のランサローテ島や無人島のロボス島へも、コラレホ港からフェリーや日帰りツアーが出ています。
お時間があればこれらの島にもぜひ足を運んでみてくださいね。
➁コフェーテ(Cofete)
南西部にある砂丘です。
居住地区や観光スポットから遠く離れている分、手付かずのワイルドな自然が広がっています。
金色に輝く砂が果てしなく広がる光景は、日常からかけ離れた世界に来た気分にさせてくれます。
海岸線と砂丘のコントラストは息を飲むほど美しく、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の舞台にもなりました。
まさに、地球のものとは思えない壮大な景色を満喫できるスポットです。
➂エル・コティーヨ(El Cotillo)
北西部にある小さな港町です。
南の海岸にはパワーのある波が入るので、サーファーやボディボーダーのから人気のあるスポットです。
ビーチの岸壁上に見える小さな塔はトストン城跡。
かつてこの島を守るために岩肌をくり抜いて作られました。現在は博物館・美術館として利用されています。
港を隔てて北側にあるラ・コンチャは穏やかなビーチ。小さな湾になっていて波も小さいので、安心してスノーケルや海水浴を楽しめます。
町並みも可愛く、一日中のんびり過ごせる町です。
カナリア諸島はどの島も美しい自然に恵まれていますが、広大な景色や暖かい気候など、私はフエルテベントゥーラがすごく好きです。
カナリア諸島にお越しの際は、この島にも訪れてみてくださいね。
|
新着記事