フランスの人気リゾート地「アヌシー」で街歩き!アクセス方法やパワースポットも



    フランス東部にあるローヌ・アルプ地方。

    スイスやイタリアと国境を接する自然豊かな美しいところです。

    雄大なアルプスの山々を背後に臨み、その湧水をたたえる美しいレマン湖やアヌシー湖…。

    その透明度は世界随一とも言われています。

    素晴らしい自然環境に恵まれローヌ・アルプ地方は、日本ではまだ名が知れていませんが、フランス国内では人気のヴァカンスの行き先きなんです。

    今日は、そんな人気のリゾート地ローヌ・アルプ地方にある私の大好きな町アヌシーをご紹介します。

    アヌシーへの行き方

    アヌシーへ行くには、
    ➀フランス第二の都市リヨンから電車で行く方法と、

    ➁スイスのジュネーブからバスで行く方法

    があります。

    所要時間はそれぞれ1時間ほどです。

    詳しい時刻はフランス国鉄ホームページとジュネーブからアヌシーへのバスを運行するバス会社Transdev Haute-Savoie社のホームページから調べることができます。

    参考ホームページ

    ▶フランス国鉄
    https://en.oui.sncf/fr/?redirect=yes

    ▶ローヌアルプス地方の時刻表を調べられるページ

    https://www.ter.sncf.com/auvergne-rhone-alpes/depliant/recherche

    ▶ジュネーブからアヌシーへのバス会社Transdev Haute-Savoieのホームページ

    https://www.transdevhautesavoie.com/fr

    アヌシーの鉄道駅とバスターミナルは隣接しており、旧市街から徒歩10分ほど。

    スーツケースを持っていても歩いてアクセスできる便利な立地です。

    アヌシーの町の魅力は散策が楽しい美しい旧市街

    アヌシーの町は、アヌシー湖畔に位置する人口5万人の小さな町です。

    町の中には、アヌシー湖の清らかな水が運河となって流れ込み、運河沿いには色とりどりの可愛らしい建物が建ち並んでいます。

    その様子からアヌシーの町は「ローヌ・アルプのヴェニス」と呼ばれています。

    運河の水は透き通り、とってもきれい。

    川底の水草もクリアに見えます。
    さすが世界随一と言われる透明度です。

      絵本の世界のような街

      アヌシーの町はスイスに国境が近く、その昔はスイス領でもあったことから、建ち並ぶ家々どこかスイス風。

      旧市街には黄色やピンク、オレンジなどの柔らかい色に塗られ三角の瓦屋根を持つ可愛らしい建物が所狭しと建ち並び、まるで絵本の中のようです。

      これらの家々は主に12~17世紀に建てられたもので、中世の雰囲気が感じられます。

      なかでも有名な建物は、運河の中州に浮かぶPlais de L’ile (パレ・ド・リル)と呼ばれる建物です。

      この建物は、もともとはジュネーブ伯爵の宮殿として12世紀に建てられた建物ですが、のちに牢獄として使用されたという歴史があります。
      今ではアヌシー随一のフォトスポットとなっています。

      旧市街には細い小さな路地がたくさんあり、路地の両脇にはさまざまな商店が並んでいます。

      お土産屋さんや、レストランからお菓子屋さんまで…

      あてどなく路地を歩いてお店を覗いてみるのが、とても楽しい町です。

      アヌシーの旧市街には、日曜日、火曜日、金曜日の週に3回、市場が立ちます。

      新鮮な野菜や果物のお店はもちろん、地方の名産品であるサラミやチーズのお店、手作り石鹸のお店など見ているだけでも楽しいお店が目白押しです。

      フランスの市場ってなんだかお洒落ですよね!

      歩いているだけで映画のワンシーンに迷い込んだようで浮足立ちます。

      市場が立つのは7時から13時

      12時頃になると早々と店じまいを始めるのでご注意ください!

      ▶参考ホームページ

      https://www.lac-annecy.com/fete-et-manifestation/1/115417-marche-de-la-vieille-ville.html

      絶対に訪れたい!アヌシー湖の絶景とフランス版恋愛成就のパワースポット

      アヌシーのもう一つの見どころは、美しいアヌシー湖

      アヌシー湖を見渡せるヨーロッパ庭園と呼ばれる広々とした美しい英国式庭園があり、アヌシー湖を周遊できる遊覧船の発着地や、貸し手漕ぎボート乗り場もあります。

      天気の良い日に見渡すこの庭園からの景色は絶景!

      世界随一の透明度と呼ばれるアヌシー湖に青空が映り、何とも言えない美しい色が水面に広がります。

      その向こうに、雄大なアルプスの山々が見渡せます。

      いつまでも眺めていたい美しさです。

      「ポン・デ・ザムール=愛の橋」も見逃せない!

      ヨーロッパ庭園を訪れた際に見逃さないで頂きたいスポットがあります。

      旧市街を流れるティウー運河と湖の合流地点に、Pont des Amours(ポン・デ・ザムール=愛の橋)と呼ばれる美しい鉄製の橋がかかっています。

      この橋、手をつないで渡ると願いが叶うと言われており、名前の通り、恋人たちの聖地となっています。

      フランスの恋のパワースポット、ぜひ渡ってみてくださいね!

      女性に嬉しいアヌシーのもう一つの魅力

      アヌシーはフランスの小さな田舎町でありながらも、お洒落なブティックや気の利いたお店が数多く立ち並ぶ買い物天国!

      これが私がアヌシーを気に入っている理由の一つでもあります!

      鉄道駅の近くには、ZARAPetit Bateauなどのヨーロッパブランドが集まったショッピングモールがあります。

      ▶参考ホームページ

      https://courier.klepierre.fr/

      デパートやブティックなども

      町のはずれには、規模は小さいですが、フランスの老舗デパート、ギャルリー・ラファイエットもあります。

      また、旧市街にはお洒落な雑貨の並ぶブティックや、美味しそうなケーキ屋さんやチョコレート屋さんがあり、散策を楽しませてくれます。
      田舎町と言えど、ここはフランス!

      センスの良いお店が多く、どれもこれも欲しくなってしまいますよ!

      また、旧市街には数多くのレストランが並び、フランス料理だけでなく、国境が近いことからラクレットやチーズフォンデュなどのスイス料理も楽しむことができます。

      クレープやピザなどの軽食の店、ケーキとコーヒーを楽しめるパティスリーなどなど希望に合ったグルメを楽しむことができます。

      最後に

      日本人にはまだあまり知られていないローヌ・アルプ地方。

      湖と山々という素晴らしい自然に囲まれ、フランスにありながらも、どこかのどかなスイス的な雰囲気も漂う地域です。

      ちょっと田舎っぽいエリアでもありますが、アヌシーはその中では別格!

      おとぎ話の中に出てくるような美しい旧市街でショッピングや散策、グルメも楽しむことができる、とっておきの町です。

      特に女子旅におすすめなこの町、ぜひアヌシーの町に泊まってゆっくりと楽しんでください!

         

          ★yukacco

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