これもドイツ語?!日本でよく使われているドイツ単語について!

    みなさん「ドイツ語」と聞くとどんなイメージを持ちますか?

    おそらく、「難しそう」『ダンケ!』しか分からない…」という人が多いと思います。

    実際、私もそのようなイメージを持っていました。しかし、今現在ベルリンで語学学校に通い、ドイツ語を習得している中で「ドイツ語」は意外にも日本でよく使われている!ということを発見しました。

    今回は、普段の生活の中でよく使われているドイツ語について紹介したいと思います。

    ドイツ語とはどんな言語??

    はじめに、「ドイツ語」とはどのような言語なのかを見ていきましょう。

    ①ドイツでの言語とドイツ語の立ち位置

    ドイツで生活する人々はどの言語を使うのかというと、当たり前ですがドイツ語を使います。

    しかし、ドイツ人はみんな非常に英語が上手です。

    「Ich kann nicht gut English.」(私は上手に英語を話せない。)と言う人も、日本人からしたらペラペラです。

    確かに、年配のドイツ人で英語を全く話せないという人もたまにいますが本当に少数だと感じます。

     また、私が住んでいるベルリンは本当に多国籍。これぞ、まさにダイバーシティという感じです。

    ドイツ人のみならず、近隣のヨーロッパ諸国、アメリカ、中東、アジアなど多くの国籍の方がベルリンで生活しています。

    そして、その方々全てがドイツ語を習得している訳ではないので必然的に英語で話すことが多くなります。

    つまり、正直なことを言うとドイツで生活するには、「ドイツ語」そして「英語」が必要だと感じます。

    しかし、裏を返せば、「英語」がある程度通じるのであれば生きていくことはできますし英語だけでビザを取得している人も実際には何人もいます。

    また、観光に関しては英語だけで十分楽しめるのではないでしょうか。

     
     次に、ドイツ語圏の国を紹介していきます。

    ドイツ語は、言語の分類としては英語と同じ「ゲルマン語派」に属し、使用者は1億3000万人程だと言われています。

    日本語使用者と同じくらいだと言われていますが、体感としては日本語使用者よりはドイツ語使用者の方が多い気がします。

    しかし、フランス語スペイン語に比べると使用者は少ないでしょう。

     使用地域に関しては、ドイツの他にオーストラリア、スイスなどです。

    スイスに関しては最近、ビザ更新の際にドイツ語を習得していることが必要になったという噂も。

     日本でも、音楽、医療、美術系の大学に進学した方は第二外国語として「ドイツ語」を選択した方も多いのではないでしょうか。

    ②ドイツ語の特徴

    次に、ドイツ語の特徴を見ていきましょう。

    先ほど、英語と同じ言語分類だという話をしましたが、実際のところ文法としては大きく違います。

    まず、ドイツ語は主語によって動詞が活用します。1人称、2人称、3人称(男性、女性、中性)、1人称複数、2人称複数、3人称複数、2人称敬称とそれぞれの主語によって動詞の語尾が変化するのです。

    また、名詞の頭に「冠詞」(英語で言う「the」「an」のようなもの)があり、この冠詞も名詞の性や動詞との関係によって何パターンも変化します。

    とにかく覚えるものが多いのが特長です。

    ただ、発音に関しては母音をしっかりと発音するため、日本人にとっては比較的楽なのではないでしょうか。

    要は、ローマ字読みをすれば良いからです。個人的には英語よりドイツ語の方が発音しやすいと思っています。

    まだまだドイツ語の特徴はありますが、他の言語と大きく違うのはこのような部分です。

    日本でよく使われているドイツ語

    では、いよいよ実際に日本で使われているドイツ語を見ていきましょう。

    ①Arbeit(アルバイト)

    日本で最も使われているドイツ語はこれだと思います。ドイツ語の正しい発音としては「アーバイト」。

    ドイツ語本来の意味は「本業の仕事」ですが、日本では短時間の労働を意味する言葉に転じて使用されています。

    逆にドイツ語での短時間労働は「job」です。

    ②Baumkuchen(バウムクーヘン)

     お菓子のバウムクーヘン。

    バームクーヘンはドイツ発祥のお菓子です。

    Kuchen(クーヘン)=ケーキ Baum(バオム)=木 なので、木の年輪のように層が重なっているところから名付けられました。

    先日、クリスマスマーケットにて焼きたてのものをいただいたのですが、びっくりするくらい美味でした。

    ③Dachshund(ダックスフンド)

     

     この発音も正しくは「ダックスフント」です。Dachs=アナグマ hund=犬 。

    ダックスフンドはドイツ原産の犬で元々は猟犬でした。あの長い鼻で穴の中のアナグマを捕まえていたそうです。

    ちなみに、ドイツではhund=犬 は子供のように大切にされます。電車やバスでは犬用の料金を支払い乗ることができます。

    そしてしっかり躾けられているため電車の中で吠えるなんてこともほとんどありません。

    だた、犬を飼うに当たって「犬税」を収める必要や、役所に行き身分を証明し契約書を書く必要があります。

    犬を飼う責任がドイツでは重いです。

    というより、正直なところペットに関しては日本の意識が低すぎる……と感じてしまいます。

    ④Doppelgänger(ドッペルゲンガー)

    日本でもおなじみ、生き写しの霊です。

    Doppel=二重 英語で言う「ダブル」にあたります。

    gänger¬=歩く人 なので直訳すると「二重の歩く者」というような意味合いになります。

    ⑤Karte(カルテ)

    元はカード全体の意味を指します。

    英語の「card」と同じですが、日本では「お医者さんが患者の容態を記入する用紙」の意味で使われています。

    レストランのお品書きのことをドイツ語で「Speise karte(シュパイゼ カルテ)」=料理のカードと呼ぶこともあります。

     医療用語はほとんどドイツ語が語源ですが、カルテに関しては少し使い方が違う気がします。

    他にもGips(ギプス)=石膏 Neurose=ノイローゼ  Krank(クランケ)=病気 Alzheimer Krankheit(アルツハイマークランケハイト)=アルツハイマー病 に関しては、アルツハイマーさんが発見した病状だそうです。

    まとめ。
    ドイツ語を実際に学んでみて思うこと

    このように日本で使われているドイツ語は沢山あります。本当はまだまだ紹介したいのですが……。

    実際にドイツ語を習得するのが非常に困難なのは事実です。

    ただ、このように日本でも使われている単語が出でくるだけでも、ドイツ語と距離が縮まるような気がしています。

    そして、ドイツ語は英語に比べるとコンテクスト(文脈)で理解できる部分もありますし、細かい表現も多いのでそういう部分でも日本語に近いと感じています。

    ゲーテやヘルマンヘッセなどの文学に影響を受けた日本人文学者も多いですし、個人的にドイツ語と日本語の関係を模索していくことは興味深いです。

    これから、ドイツ語を学ぶ予定がある人も、単純にドイツが好き!という人も、意識して日常生活を見てみると、ドイツとの出会いがあるかもしれませんよ!

    ドイツ語学習についてはこちらの記事をご覧ください↓

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