メキシコ食文化 必ず知っておきたい5つの情報

    かつてマヤ・アステカ文明の栄えたメキシコ、その土地で生まれたメキシコ料理は世界遺産にも指定されており、世界を代表する食べ物でもあります。
    そんなメキシコで食事を楽しむときに知っておきたい5つの情報をご紹介します。

    1.多様なタコス

    メキシコ料理と聞いて、多くの人が思い浮かべるものがタコスではないでしょうか。トルティージャという皮に肉や野菜をのせてサルサを付けて食べるものですが、このタコスにはとてもたくさんの種類があります。
    トルティージャの皮だけでも小麦・トウモロコシ・青トウモロコシと3種類あり、それを揚げたのか、焼いたのかによって名称も味も変わってきます。店ごとの特徴もあるので、いろいろと食べ歩いてみるのが面白いです。

    2.コーラの消費量世界1位

     
    タコスのお供にほとんどの人が飲んでいるものがコーラです。
    メキシコはコーラの消費量が世界1位であり、甘いコーラと辛いタコスの組み合わせは、やみつきになります。スーパーに行くと4Lサイズのコーラが売っているのは驚愕するところです。
    一方で、負の側面もあり、メキシコは糖尿病患者数、肥満度で世界1位という不名誉な記録もあります。これもコーラの影響と言っても過言ではありません。

    3.豊富なテキーラ

    メキシコのアルコールと言えば、真っ先に思い浮かべるのが「テキーラ」ではないでしょうか。リュウゼツランというサボテンから蒸留するお酒で、テキーラ地方で作られたものだけが「テキーラ」と呼ばれます。(それ以外で作られた同類のお酒はメスカルという)
    テキーラも種類が豊富で、どれだけ寝かせたかによって色と味が変わります。日本では白が定番ですが、赤やピンクなどがあり、風味が異なるので、お酒好きな人は飲み比べも楽しいでしょう。

    4.実はビール大国

    テキーラの陰に隠れていますが、メキシコはビール大国でもあります。「コロナ」「モデロ」が定番で、まずは瓶ビールで乾杯というのが多いです。飲み方も面白くそのまま飲む人もいますが、リモンやレモンを瓶の口に差し込んで飲んだり、レモン果汁にビールを注いで飲む「ミチェラダ」にして飲んだりします。

    5.ランチが重要 14時ぐらいからスタート

    メキシコ人が一番大切にするのがランチです。この食事が一番重たいものになり、13時ごろから食べ始めます。このため、お店がお昼の営業を開始するのが13時ごろからというのが多いです。日本人の感覚で12時ごろにお店に行くと営業していなかったり、また朝食メニューの提供時間だったりすることが多いので注意しましょう。

    まとめ

    長い歴史を持つメキシコの食事は、スペインに征服された間も独自の進化を続けてきました。そして、トウモロコシという主食を大切にし、サボテンからとれるお酒で気分を高揚させるという文化が定着しています。日本では、なかなか本格的なメキシコ料理はありませんが、本場の多様な食事をぜひ味わいに来てください。

       

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