メキシコを代表するリゾート地であるカンクンは、メキシコ国内だけでなく、世界中からも人が集まります。
高級ホテルなどでのんびりバカンスを楽しむのも良いですが、カンクンは、マヤ時代からの歴史ある土地です。
周辺には、ぜひ行っておきたい観光地がいくつかあります。
そこでカンクンから日帰りで行くことができるおすすめ観光地を紹介します。
目次
➀チチェンイッツァ
➁ウシュマル遺跡
➂ピンクラグーン(リオラガルトス)
➃イスラ・ムヘーレス
➄プラヤデルカルメン
➀チチェンイッツァ
まずは、カンクンから車で2時間、世界的にも有名なマヤ遺跡「イッチェンイッツァ」です。
世界遺産にも指定されている古代都市で巨大ピラミッドを中心として広がっています。
実際に見学することができるのは一部の30か所程度ですが、それを見て回るだけでも半日はかかります。
見どころは中央のピラミッドだけでなく、生贄を決めるためのスポーツが行われた球戯場、さらに奥の方へ進んでいくと聖なる泉もあります。
このあたりは高温多湿の気候なので、見学をする際には水分をしっかりと持って移動しましょう。
遺跡の中央部には、休憩できるレストランやお土産物店があります。
メキシコを代表する世界遺産でもあり、カンクンから日本人ガイドによる半日ツアーもあるので比較的訪れやすい場所です。
➁ウシュマル遺跡
チチェンイッツァからさらに西へ行くともう1つのマヤ文明の遺跡であるウシュマル遺跡があります。
これもマヤ文明を代表する遺跡です。
見どころは中央部にそびえたっている魔法使いのピラミッドで、通常のピラミッドが直線的な造りをしているのに対して、魔法使いのピラミッドでは、丸みを帯びた側面になっています。
他にも登頂可能なピラミッドがあり、そこからはジャングルの真ん中に巨大な遺跡があることを実感することができます。
➂ピンクラグーン(リオラガルトス)
カンクンから西へ2時間、メキシコ湾に面した港町が「リオラガルトス」です。
ここは、ピンクラグーンとして有名で、数千羽のフラミンゴやってくる場所になっています。
港からも見ることができますが、観光船に乗ればフラミンゴの群れのすぐそばまで行くことができます。
さらに船で1時間ほど沖合に進むとピンクラグーンがあります。
ここは、死海と同様に非常に塩分濃度の高い湖であり、中に入ると強い浮力によって簡単に浮かぶことができます。
塩分濃度が高いので肌が弱い人は注意が必要ですが、死海と同じ気分を味わうことができます。
➃イスラ・ムヘーレス
カンクンのある場所からちょっと沖合に進むと見えてくるのが「イスラ・ムヘーレス」という名前の島です。
カンクンから船で渡ったところにある島ですが、この島の良いところは静かな環境で美しい自然を楽しむことができる点です。
カンクンのように大型ホテルが立ち並んでいるビーチリゾートではないのでとても静かで、自然が数多く残っています。
そして「ガラフォンパーク」など透明度の高い海で泳いだり、ジンベイザメと触れ合ったりすることができます。
カンクンのビーチは外洋に面しているため、海で泳ぐには危険な点もありますが、イスラ・ムヘーレスの海はサンゴ礁のリーフに囲まれているので、波も穏やかでゆっくりとマリンスポーツを楽しむことができます。
➄プラヤデルカルメン
カンクンよりも落ち着いたビーチリゾートを楽しみたい人にお薦めの場所が「プラヤデルカルメン」です。
カンクンから南に60kmほど進んだところにある街で、カンクンのような華やかさはありませんが、コンドミニアムタイプの客室を持っているホテルが多くあります。
近くにはマヤ文明最後の遺跡とされているトゥルム遺跡も近くにあります。
プラヤデルカルメンの良いところは物価が安いところです。
カンクンは観光地価格のようになっていますが、このエリアはメキシコの一般的な物価に近いので、食べ物やお土産物、マリンアクティビティも安く楽しむことができます。
まとめ
いかがでしたか。
メキシコ最大の観光地「カンクン」周辺で手軽に行くことができるスポットを紹介しました。
カンクンだけでも十分魅力的な場所ですが、その周辺にはメキシコならではの歴史や自然を感じることができるポイントがあります。
カンクン以外のポイントも魅力いっぱいですので、ぜひ訪れてみてください。