城壁も歩こう!フランスで穴場的なコロンバージュ(木骨造)の町ディナン

    IMAGE

    こんにちは!
    フランシュ・コンテ在住のテン子です。

    フランスでコロンバージュ(木骨造)の街並といえば、ドイツ国境のアルザス地方が有名ですよね。

    アルザス地方の記事はこちらから↓

    一生に一度は行ってみたい!アルザス地方のクリスマスマーケット

    でも“穴場的な”町として私がおすすめしたいのはディナンです。

    「えっ?ディナンといえばベルギーでは?」・・・
    いいえ “フランス”のディナンです。

    高くそびえる城壁に囲まれた素敵な中世の町ですよ。

    それでは早速行ってみましょう!

    ディナンはどこにある?

    ディナンがあるのはフランス北西部のブルターニュ地方。

    パリのモンパルナス駅からTGVでレンヌまで約2時間。

    レンヌからバスで1時間強です。

    IMAGE

    ディナンのほぼ真北へ約30キロには、日本人観光客にも人気の港町サン・マロがあります。

    ディナンとサン・マロを結ぶランス川は、のちほどご紹介する城壁から眺めが最高!

    ワクワク感が増すディナンの町の歩き方

    ざっくり言えば、ディナン城から旧市街の中に入り、ジェルジュアル通りを下って城壁へ。

    この道順で歩けば、中世の時代に商業都市として栄えたディナンの富の証、美しいコロンバージュの街並が十分楽しめます。

    では、ポイントを押さえながら実際に歩いてみましょう。

    2019年6月リニューアルオープンしたディナン城

    IMAGE

    レンヌからのバスは、ディナンの旧市街に近いデュクロ・ピノ広場に着きますので、そこから旧市街を囲む城壁を左手に見上げながらプロムナードを歩きます。

    すると、旧市街入口でもある14世紀ディナン城の天守閣へとやって来ます。

    城内は2019年6月にリニューアルオープン。

    是非、中も見学しましょう。

    塔からは旧市街が見下ろせますよ。

    ディナン旧市街のシンボル『時計塔』

    IMAGE

    旧市街へ入ると、歴史を感じる石造りの建物、そしてコロンバージュの家々が並びます。

    ほどなくディナン旧市街のシンボルとして親しまれる時計台がお出迎え。

    高さ46メートル、15世紀の時計台は、春から秋にかけて登ることも可能です(3/24~9/30)

    可愛らしいコロンバージュ建築にシャッターを切りながら、アーケードのお店をのぞいたいり・・・ワクワク感が増してきますね。

    アーティストや職人が暮らすジェルジュアル通り

    IMAGE

    時計塔を過ぎて、道なりに歩いていると15世紀の荘厳なサン・マロ教会へ。しばし教会建築を堪能。

    続いて、ディナンで是非歩きたいジェルジュアル通りへとやって来ます。

    石畳の坂道沿いには、アーティストのアトリエなどもあります。

    城壁に登ってランス川の美しい景色を眺望

    IMAGE

    坂道の途中、右手に城壁へ登る階段がありますのでお見逃しなく!

    城壁からは、ディナンを蛇行して流れるランス川の絶景が楽しめますよ。

    おわりに

    ディナンには、旧市街の中にもホテルがありますので、できれば2泊以上して、近郊にある『フランスの最も美しい村』サン・シュリアック村なども訪ねたいですね。

     


      ★テン子

      ライター
      記事一覧へ

      新着記事

       

      関連記事

      気軽にプチ留学!コロンビア大学ティーチャーズカレッジESLに参加して感じたことをレポ

      ニューヨーク・マンハッタンのモーニングサイドには、コロンビア大学というアメリカの名門大学があります。 宇多田ヒカルが入学したことで、日本でもご存知の方が多いとは思います。 今回はコロンビア大学ティーチャーズカレッジが開催 […]

      ベトナムで必食のローカルフード!肉食も唸るサンドイッチ【バインミー】ってどんな料理?

      こんにちは、旅マニアKitoです。 今日はベトナムに来たら絶対に食べて欲しいローカルグルメ、「バインミー」を紹介します。 バインミーは屋台や路上で数十円で売られているベトナムの庶民の味です。 バインミーとは、フランスパン […]

      7世紀の秘蔵プレ・ロマネスク「サン・ペドロ・デ・ラ・ナベ」を訪ねてサモラへ !

      ヨーロッパ旅行では、歴史ある教会建築に出会う機会が多いですよね。 個人旅行であればガイドブックの情報を頼りに、そしてツアーであれば現地ガイドから「この教会は○○世紀のゴシック様式。特長は・・・」なんて説明をよく聞きます。 […]