日本とは真逆の季節となるオーストラリア・メルボルン。
天気のいい夏には海が大賑わいですが、緑の大自然でリフレッシュしたい!という人におすすめの蒸気機関車「パッフィンビリー」を今回はご紹介します。
パッフィンビリーとは?
機関車とはいえ目的地に着くのがメインの目的ではなく、道中にみられる大自然を楽しむのがこのアクティビティです。
メルボルンから東に1時間ほどの場所にあるダンデノン地区にあり、森の中を片道1時間弱のんびりと走っています。
森には熱帯雨林性の植物が生い茂っており、乗客は窓際のヘリに腰かけて自然を楽しむのが醍醐味です。
普通の機関車とは違い窓には枠組みがついているだけでガラスなどが付いていないため、風を感じながら過ごす時間はとてもリフレッシュできます。
綺麗な緑にかこまれて気分は爽快!
パッフィンビリーの一番の目玉といえるのが、この味のある木製ブリッジです。
全長91.4m高さ12.8mあり、行きと帰りの2回その景色を楽しむことができます。
生い茂った森に囲まれた場所からすこし開けたときの解放感は、なんとも言えない気持ちよさです!
橋の下は駐車場になっており、蒸気機関車の写真を撮影したり眺めたりできる人気スポットになっています。
そして、足を窓から外へ投げ出して乗るのが定番です。
なかなかの高さがあるので、落ちたりしないか少しヒヤヒヤしますね…!
一面に広がるキレイな景色を撮影するときは、カメラを落とさないようがっちり強めにホールドしてください。
また、窓際の座る部分はただのポールのようになっているので、ずっと座っているとお尻が痛くなってきます。
疲れてきたら中に普通の座席がありますのでゆっくりと座ることも可能ですよ。
そして、オーストラリアの天気のいい日はかなり日差しがまぶしいです。
暑すぎるので直射日光が当たるときはみんな中に引っ込んで休んでいます。
窓際が混んでいるときは写真撮影がうまくいかなかったりするので、この隙にさりげなく次に備えたポジション取りをしておくのもおすすめです。
乗車料金と注意点
出発地点のBELGRAVEからLAKESIDEまでは往復約9,000円(片道61オーストラリアドル)です。
LAKESIDEのひとつ手前の駅EMERALDで降車しても料金は変わらず、かつ戻りの列車はLAKESIDEから出ることになるので帰ってくる時間も変わりません。
何もないEMERALD駅で待っているよりは乗り続けている方がいいと思います。
また、パッフィンビリーは基本的に毎日運航していますが、気温が異常に暑いときは運航を中止しています。
オーストラリアは暑い時期には気温が40℃を超えることが珍しくありません。
パッフィンビリーの公式ホームページにも「この日は暑すぎるから運航中止!」と書いてあるので、ご旅行を考えている人はチェックしてみてくださいね。