台湾と言えば夜市が有名ですよね。
台湾では約230箇所に夜市があると言われています。
九州よりも小さな台湾にそれほどたくさんの夜市があること自体驚きですが、台湾旅行ではぜひ活気あふれる夜市にもチャレンジしたいですよね。
今回は台北にある饒河街観光夜市をご紹介したいと思います。
台北駅から饒河街観光夜市へのアクセス
台北駅から饒河街観光夜市へいく場合、MRT(捷運)を使うと便利です。
この際、MRT淡水信義線(レッドライン)から松山新店線(グリーンライン)に乗り換える必要があります。
まず台北駅から淡水信義線(レッドライン)の「淡水行き」に乗り、中山駅で下車、松山新店線(グリーンライン)の「松山行き」に乗り換えます。
そして終点の松山駅で下車します。
この区間の交通は25元です。駅に到着すると饒河街観光夜市とかかれた1番出口から外に出ます。
そこからは夜市までとても簡単に歩いていくことができます。
▶饒河街観光夜市
住所:台北市八德路4段757號
営業時間:16:30~00:30
饒河街観光夜市の特徴
台湾で一番大きくて有名な夜市は「士林夜市」ですが、ここは 外国人観光客が多くかなり観光地化されているため、他の夜市に比べて少し割高な値段設定になっています。
また食べ物と服、雑貨屋さんなどが一緒に並んでいたり、迷路みたいに入り組んでいて全部を見て回るにとても時間がかかることも難点かもしれません。できれば気軽に現地の人たちが日常の生活に馴染んでいる夜市も体験してみたいですよね。
そういう人たちには饒河街観光夜市がおすすめです。
饒河街観光夜市の特徴は海鮮が多いことやお店がきちんと区画ごとに分かれていて、とてもみやすいです。
またそれほど大きな夜市ではないので、短時間でも楽しむことができると思います。
今回は夕食後に行ったのでそれほどたくさん食べることができませんでしたが、さっそくご紹介してきましょう。
「陳董藥燉」
まずは陳董藥燉の薬膳スープを飲んで体の内側から暖めていきましょう。
老舗の陳董藥燉は多くの台湾人から愛されています。
二種類の薬膳スープがあり、藥燉排骨(豚骨スープ)80元、藥燉羊肉(羊肉スープ)90元から選択することができます。
藥燉豚骨スープは長時間煮込んで作られていて、肉は煮込まれてほろほろになっていてとても食べやすいですよ。
スープを飲むごとに胃の中がじんわりあたたかくなり、食べ終わることには体全体が温まると思います。
「韓式拉絲熱狗」
続いて食べてみたのは韓式拉絲熱狗(韓国式チーズホットドック)、ハットグです。
日本でも一時期人気になってましたよね。
これは油で揚げたホットドックの中にチーズが入っていて、一口食べるとチーズがびろんと伸びてでてきます。
ぜひできたてのあつあつで食べてみてください。
「雅米花生捲冰淇淋」
最後にご紹介するのは雅米花生捲冰淇淋(ピーナッツアイスクリームロール)です。
ここのお店の特徴はオーダーが入ると、ピーナッツを水あめで固めたものをカンナで削り粉状にして新鮮なピーナッツパウダーを作ってくれます。
それをクレープ状になった生地の上に敷き詰めその上にアイスクリームを乗せます。
最後にパクチーを載せて完成です。
他のお店とは違い削りたてのピーナッツパウダーを使用しているのでとても香りがよく、かなり美味です。
常に人が並んでいるので少し待つ覚悟でチャレンジしてみてください。もしパクチーが苦手ならパクチー抜きでも注文できますよ。
値段はひとつ45元です。日本ではなかなか味わうことのできないグルメだと思います。
いかがでしたか?台北滞在中にいろんな夜市を食べ歩きするのも楽しいかもしれませんね。
その際は食べ過ぎに注意して、少しずついろんな味を食べてみることをおすすめします。