みなさんはアイルランドと聞いて何を思い浮かべますか?
イギリスのお隣にある小さな島国や緑色のものを身に着けてパレードをするセントパトリック、そしてアイリッシュ・パブを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今や日本でもパブやバーだけでなく、レストランやカフェでも見かけるようになり人気が高まっているギネスビール。
そんなアイルランドが誇る黒ビール「ギネス」の製造工程から出来立てのビール試飲ができる、ギネス好きにはたまらない場所ギネスストアハウスへ行ってみましょう。
そもそもギネスって?
ギネスビールは、アイルランド発祥の濃厚黒ビールです。
日本のみならず世界各地で販売生産されていて、ギネス醸造所によってアルコール度数が異なるなどの特徴があります。
日本でもおなじみの様々な世界記録を認定した独自の本 『ギネス・ワールド・レコーズ』は、実はギネス醸造所の社長のアイディアで始まったものなんだとか。
ギネスストアハウスへ行こう
ギネスストアハウスはアイルランドの首都ダブリンにあるギネスの醸造工場にある施設です。
7階建ての建物で、ここでは製造工程からアイルランド文化まで幅広く知ることができます。
外見は古びたレンガの建物ですが、中はサプライズがいっぱい!
ギネス社の昔の広告やアイコニックなペリカンのキャラクターグッズの展示も。
入場券についている半券は、施設内でギネスの注ぎ体験もしくは最上階のバーでの試飲のどちらかで使うことができます。
グラビティー・バー
私のおすすめは、最上階にあるグラビティー・バーでの試飲です。
おすすめの理由は、ガラス張りの窓からダブリン市内の風景を一望できること!
高いビルが周りにないので、ビールを飲みながらゆったり景色を楽しむこともできます。
注ぎ体験で半券を使ってしまっても、5ユーロでパイントを飲むことができますのでご安心を!
ギネスを美味しい飲み方を学ぶ
出来立てのギネスを味わうギネスストアハウスの見学過程でギネスの美味しい飲み方についての秘訣も学ぶことができます。
その秘訣とは…焦らず待つ、そしてゆっくり飲むこと!
グラビティー・バーでギネスが注がれている様子をみていると2回に分けて注いでいます。
日本で仕事終わりに飲むビールのように運ばれてきたらすぐに飲むのではなく、ギネスが注がれてから待つこと約120秒、色が黒色に落ち着いたら飲み頃です。
バーの他にもレストランや日本では手に入りにくいギネスのロゴ入りグッズが売っているストアもあるので、お土産にぴったり。
ギネスファンでもそうでなくても、ビール好きには絶対に楽しめるギネスストアハウスで、ギネスビールに浸る1日を過ごしてみませんか?
情報
所在地:St James’s Gate Dublin 8
営業時間:9:30〜19:00
年中無休
https://www.guinness storehouse.com/en