オーストラリアは、1日に3杯以上コーヒーを飲むことが珍しくないほど、コーヒー好きな人が多い国です。
そんなオーストラリアでは、日本ではあまり馴染みのないコーヒー『フラットホワイト』がとてもポピュラーで、フラットホワイトを置いていないカフェはオーストラリアには恐らく存在しません。
今回は、オーストラリアで有名なフラットホワイトの正体と、オーストラリアに行くなら飲みたいコーヒーを3つご紹介します!
フラットホワイトはカフェラテより苦い
フラットホワイトは、エスプレッソにホットミルクを合わせて作るコーヒーです。
カフェラテよりも甘みが抑えられているため、「ブラックほど苦くなく、かといって甘すぎないコーヒーが飲みたい」という気分のときにとても向いています。
また、カフェラテのようにフォームミルク(泡立てたふわふわのミルク)で表面を覆っていない、というのもフラットホワイトの特徴です。
フラットホワイトを注文したのに間違えてカフェラテを出されてしまったお客さんが、表面のフォームミルクをすべて掻き出して飲んでいる様子を私は見たことがあります!
カフェラテとフラットホワイトの違いは、表面部分にフォームミルクが入っているかいないかだけなのですが、コーヒー好きのオーストラリア人からしたらかなりの違いを感じるのかもしれません。
フラットホワイト以外の人気コーヒー3つ
フラットホワイト以外にも、オーストラリアに行くならぜひ飲みたい人気のコーヒーを3つご紹介します。
①ロングブラック
お湯とエスプレッソを混ぜてつくるロングブラックは、ブラックコーヒーに近い味わいです。
ロングブラックは「アメリカーノと何が違うの?」とよく言われるのですが、お湯とエスプレッソを入れる順番が異なります。
ロングブラックはお湯を入れてからエスプレッソを入れ、アメリカーノはエスプレッソを入れてからお湯を入れます。
微妙なつくり方の違いですが、オーストラリアでブラックコーヒーを飲みたいならロングブラックがおすすめです。
②ショートブラック
ショートブラックはエスプレッソのことです。
つくり方も味わいもエスプレッソそのものですが、オーストラリアではショートブラックという名称で呼んでいます。
ランチを食べた後、口の中をスッキリさせるためにショートブラックを飲んでいる人が多い印象です。
③カプチーノ
カプチーノは日本でもポピュラーですが、オーストラリアのカプチーノはシナモンではなく、ココアパウダーやチョコレートを表面にまぶしています。
チョコレートシロップを混ぜて作るカフェモカほど甘くなく、カフェラテよりはミルクが多いので甘くなっています。
まとめ
今回は、オーストラリアで人気のコーヒー『フラットホワイト』と、その他の人気のコーヒーを3つご紹介しました!
オーストラリアの街中はローカルカフェがたくさん並んでおり、常にコーヒーのいい香りがします。
ぜひオーストラリアへ訪れた際は、フラットホワイトを試してみてくださいね!
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