【穴場観光スポット】ホーチミン美術館でプチ・ヨーロッパ気分を満喫

ベトナムではフランス統治時代の面影を残すコロニアル様式の建築物がいろいろなところにあり、お店や銀行などとして現在においても大切に使われていますが、今回ご紹介するホーチミン美術館も100年前に建てられた元邸宅を改修して作られており、その建物の素晴らしさは展示物と同じくらい見応えがあります。

むしろ建物に惹かれて入館する人の方が多いかも。。

今回はホーチミン在住の筆者が、常夏のクリスマスの日に行ってきました。

アクセス


住所:97A Phó Đức Chính, Phường Nguyễn Thái Bình, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh
時間:8:00から17:00 / 月曜日から日曜日まで基本毎日オープン
料金:大人VND 30,000(150円)/ 子供6歳~16歳VND 15,000(75円)/ 6歳以下は無料

ガイドブックに必ず載る有名なベンタイン市場から徒歩5分ほど、日系デパート高島屋からは徒歩10分ほどの場所にあります。

館内の様子

建物は全部で3棟ありますが、2021年12月25日現在、第2棟・第3棟はリノベーションのため、1棟のみの入館でした。

正面の入り口を入ると、クラシカルなエレベーターが堂々と構えており、まるで100年前にタイムスリップしたかのような錯覚に陥りそうでした。

映画の中でしか見たことなく憧れでもあったので、実物を目の前に歴史の重厚感も感じることができました。

残念ながら使用はできませんが、1階と2階の間の移動はこれまた素敵ならせん階段で。

中庭にも彫刻品がいくつか展示されています。

それにしても、東南アジアにいることをすっかり忘れてしまいそうなぐらい、しっとりと落ち着いた雰囲気のため、外観に惹かれて入館してしまう人が多いのも納得です。

この日はウェディング写真を撮っているカップルもいて、ただただ羨ましいかぎりです。

展示品

絵画と彫刻をメインに、モダンアートが展示されています。

1975年にベトナム戦争が終結したからなのか、館内は1975年以前/1975年以降で分かれており、戦争をテーマにした作品が半数を占めている印象でしたが、アオザイ姿の女性や農村などの風景画、スケッチ画や油絵、水彩画の作品もたくさんありますのでご安心を。

終わりに

ベトナムはまだまだ美術館が少ないですが、コロニアル建築も多く残っており、この美術館のようにオリジナルを留めながらもオシャレに改修している建物もあって、ホーチミンの街自体が美術館かもしれないですね。

東南アジアの喧騒から逃避してゆったりとした時間を過ごしたい方や異国情緒を味わいたい方は、このホーチミン美術館を訪れて非日常を感じてくださいね。

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