初めてのメキシコなら!在住者がすすめるメキシコシティの観光地10選

    メキシコの首都、メキシコシティは、アステカ時代の首都「テノチティトラン」から続く、歴史ある街です。
    メキシコ経済の中心でもありますが、歴史的・文化的遺産も多く、それらが観光資源ともなっています。
    ここでは、メキシコシティに来たらぜひ訪れたい観光地5つを紹介します。

    テオティワカン遺跡

    メキシコを代表する世界遺産「テオティワカン遺跡」。
    メキシコシティの北東50kmに位置し、バスやタクシーで1時間程度で到着できます。紀元前2世紀ごろから始まった文明の遺跡で、紀元後6世紀ごろまで反映したといわれています。
    太陽と月の2つのピラミッドを有し、太陽のピラミッドに登れば、古代遺跡を一望することができます。
    メキシコに来たらまずは、訪問してほしい遺跡です。

    国立人類学博物館



    メキシコシティの中心部に位置している博物館で、アステカやマヤ文明など中南米の遺跡から発掘されたさまざまなものが収蔵されています。
    見どころはアステカカレンダーやピラミッドの内部を模した場所で、ここを訪れるだけでマヤ・アステカについての学習を深めることができます。
    非常に広大な博物館でいくつもの展示に分かれているので、全てを見て周りには1日必要です。
    説明は基本英語とスペイン語ですが、日本語のガイドアナウンスやパンフレットも用意されています。

    ソチミルコ

    メキシコシティの南部に位置しているソチミルコは、かつてメキシコシティが湖にできた街であることを感じることができる場所です。
    水路が網の目のように張り巡らされており、そこをトラヒネラという船で移動しながら過ごします。
    水路の途中にお店があり、船を止めて観光したり、買い物をしたりすることも可能です。
    マリアッチ(音楽隊)を乗せている船もあり、頼めば一曲演奏してもらうことができます。
    メキシコシティの人の憩いの場所であり、週末になると混雑します。
    ここも世界遺産に指定されています。

    メキシコシティ内の世界遺産!ソチミルコを楽しむ5つの方法


    ソカロ

    メキシコの中心で、大統領宮殿がある場所です。ソカロには大統領宮殿のほかにカテドラル(教会)があり、ソカロでは週末になるとさまざまなイベントが行われます。大統領宮殿の古い部分は見学することが可能で、大型の壁画にはメキシコの歴史が描かれています。お土産物店も数多くあるので、買い物をするのであればソカロ周辺がおすすめです。

    キッザニア

    日本でも有名な子どもが職業体験をすることができる「キッザニア」。
    実はあまり知られていないのですが、これメキシコが発祥のものです。
    メキシコシティの西部サンタ・フェ地区にあるショッピングモール内に世界のキッザニア1号店があります。
    もちろん日本と同じように遊ぶことができ、メキシコの企業で様々な体験をすることができます。
    しかも、日本より入場料が安く(約1,500円程度)、混雑していないのでゆっくりと遊ぶことができます。メキシコシティ内には、もう1つクイクイルコと呼ばれるエリアにもキッザニアがあり、同じように遊ぶことができます。

    メトロポリタン・カテドラル

    ソカロのすぐ北側にあるラテンアメリカ最大の教会です。メキシコ国内のカトリック教会の大本であり、1563年に完成した歴史ある建造物。バロック様式の重厚な造りが特徴で、内部の装飾もメキシコらしい文物が描かれています。豊臣秀吉が登場する壁画もあります。

    テンプロ・マジョール

    メトロポリタン・カテドラルのすぐお隣にある遺跡です。アステカ帝国時代、この地にテノチティトランの中央神殿があったことを示す遺跡です。遺跡内部は通路に沿って歩くことができ、生贄を乗せたとされる神の使者「チャックモール」の石像やカエルの祭壇などが残っています。蛇頭像は非常に大きく迫力満点です。遺跡には博物館も併設されているので、短時間にアステカ文明に触れたいという人におすすめです。

    メキシコ国立自治大学(通称 UNAM)

    メキシコシティの南部にある大学で、中南米では最高レベルの教育を受けることができる大学の1つです。歴史ある大学で、それを象徴しているのが大学図書館の壁面に描かれている壁画です。モザイクアートが施されており、それぞれの壁面に「アステカ文明」や「植民地時代の圧制」などをテーマに描かれています。大学そのものは無料で自由に入ることができるので、手軽に見学することができます。

    サン・アンヘル地区

    こちらもメキシコシティの南部に位置する歴史地区で、前述のUNAMから比較的近くにあるエリアです。歴史的に価値のある建物が多いエリアですが、特にこのエリアがにぎわうのが「サバド・バザール」です。毎週土曜日に行われる市場で数多くの民芸品が並びます。
    独立記念日に近ければ記念日にちなんだもの、死者の日の用品などもこのエリアに行けばいろいろものから選択することができます。
    日本人から人気の高い「タラベラ焼き」「セルビン焼き」の直営店もあるので、日本人駐在員がお土産を買いに訪れる場所でもあります。

    シウダデラ市場

    こちらは曜日関係なく営業しているお土産物の専門市場です。
    独立記念塔やソカロから近いエリアにあるので、街の中心部から行きやすいお土産店です。お土産のお店が数多く並んでおり、小さなものから大きなものまで要望に合わせた商品を購入することができます。テキーラなどの飲食物、少し高級な焼き物、ルチャリブレの関連グッズもあります。こちらも日本人駐在員から人気の市場で、一時帰国を控えた夏前の時期には、たくさんの日本人駐在員がいる場所でもあります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    今回は駐在員目線でお薦めのスポットを紹介してみました。ツアーで回るような主要どころではないものの知っておけば必ず役に立つ場所ばかりです。歴史ある国らしく遺産が多くありますが、現在のメキシコ文化を知ることができる場所から子どもが楽しめる場所まで、メキシコシティにはたくさんの魅力的なところがあります。また、現地の日本人も多く訪れる場所であることから治安も比較的安定しているので安心感があります。
    メキシコシティに個人で訪れたときにはぜひ立ち寄ってみてください。

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